ブラザー足踏みミシン。(・・・とオクラ?)
当店を訪れてくださった方の目には映ったことと思われますが、
当店には「ブラザーの足踏みミシン」があります。
「懐かしい〜」「珍しい〜」とおっしゃってくださるお客様も少なくありません。
置いた私自身は余り深く考えていませんでしたが、
自家焙煎珈琲屋に何故ミシン???と思われる方もきっといらっしゃるでしょうね。
ホント不思議ですね。
思い返せば、元々は足踏みミシンの足部分(台部分)を使ってテーブルを作ろう
と思ったのが、足踏みミシンが欲しくなったきっかけでした。
そう心に思ってからもすぐミシンが与えられたわけではなく、
ある日突然、「粗大ゴミシール」の貼られたミシンが私の目に映ったのです。
そしてそのすぐあと、近くの知り合いの方に話し、一緒にいただきに伺いました。
・・・でも実は、今のお店の物はそのミシンではないのです。
話しは長くなりますが、
お店のミシンは、私たちの出会いを作ってくださった方の形見なのです。
その方はK林さんと言うおじいちゃんで、そのおじいちゃんの息子さんご夫婦に
私たちは結婚式の時、証人(仲人のようなものですかね)をしていただきました。
そして、その証人ご夫婦が家を新築される時、私にこのミシンを譲って下さったのです。
私が足踏みミシンを欲しがっていたことを勿論知っていて、「粗大ゴミシール付のミシン」
を一緒にいただきにも行ってくださいました。
まさか私がK林おじいちゃんのミシンをいただけるとは思ってもいなかったので、
本当に嬉しかったです。
ですから大切に使おうと思い、店内にか・ざ・り・ま・し・た。
・・・って、使うんじゃないのかい!?(ひとり突っ込み)
実際今でも使えそうなので(皮ベルトを掛け足を踏むとカタカタ動きますから)、
いずれ縫い物をしてみようとは思っていますよぉー。
*写真は9月6日分と併用です。
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